ーはじめにー
ツインレイとは、1つの魂が2つに分かれてそれぞれ肉体に宿ったパートナー。
ツインレイパートナーは誰にでも存在するという。
それは男女であることが多いが、時には同性の場合もあり、必ずしも恋愛に発展するとも限らない。
だが地球では恋愛や結婚から愛を学ぶことも多く、ツインレイへの恋愛感情をきっかけに宇宙について学び始める人が数多くいる。
私もその一人だ。
ツインレイというと、運命の人、唯一無二の人、愛し愛される最高のパートナーというイメージも先行している。
確かに間違っていない。
その通りだと思う。
でも本当に一番大事なのは、その人がツインレイであってもなくても、目の前にいる人をただ精一杯愛するということ。
それだけだ。
ツインレイの愛は最高、それ以外の愛だって最高なのだから。
ただ…。
私が体験してきたツインレイへの愛は、これまで経験してきたどの恋愛ともまったく違った。
だからこれから、私はツインレイのことについて記していこうと思う。
それは私が体験してきたことを残したいという私自身のためであり、もしかしたらここに記すことで誰かの役に立つかもしれないという思いから始めるものだ。
ここで記すことは、なかなかに頭のおかしい内容になると思う。
だけど嘘をつくことなく、できるだけオープンに書いていく。
だから敢えてこのページを宣伝したりはしない。
このページに辿り着いてくださったあなたと、Emmaの秘密のお話である。
(でもちょっとだけ広告は貼らせてね♡)
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過去の大失恋
今日はツインレイと出会う前の大失恋について語ろう。
振り返ってみれば、これもツインレイプロセスの一環だということがわかる。
ツインレイプロセスとは一体どこから始まっているのか、その始まりを考えると本当に途方もない。
私はツインレイと出会う前に5年間片想いをしていた。
しかしそれはただの片想いではなかった。
その人と一緒にいる時は、魂が喜んでいるのがわかった。
そのような感覚は生まれて初めてだった。
その人が運命の人だと思った。
それまでいい人でいなきゃ、こんな自分でいなきゃ、もっと頑張らなきゃ、といつもがんじがらめになっていた私に、初めて、
「そのままでいいよ。何も変わらなくていい。」
と言ってくれた人。
仕事に家事に育児に頑張りすぎてヘトヘトに疲れていた私は、その人といると本当に癒された。
私の一番の理解者だった。
本当に大好きだった。
でも私とその人が結ばれることはなかった。
お互いに惹かれ合ってはいたが、結局振られてしまった。
私にとっては唯一の心の支えだったが、彼にとって私はただの通り過ぎる人だった。
それまで自分を犠牲にすることになんの疑問もなく、周りの人たちを優先してきた私に、初めて自分を大切にすることを教えてくれた人。
そんな彼ともう会えないなんて、胸が張り裂けそうなほどに苦しかった。
でも子どもたちの前で泣くわけにもいかず、笑顔で耐えようとしたが、キッチンで料理をしながら涙があふれ、包丁を手にしたまま泣き崩れてしまうこともあった。
理性と感情の狭間で苦しむあまり、過呼吸になり、食欲は減り、体重も7㎏落ち、しまいには鬱になった。
それまで恋愛依存をしていた私は、苦しさのあまりもう生きている意味さえないと思った。
それなのに一向にお迎えはやってこない。
人はどんなに心が苦しくても、心臓が止まることはないんだ…。
まさに生き地獄である。
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決意した瞬間に来た不思議なメール
その時の心情を思い返すと、本当によく耐えたなと思う。
痛み、苦しみ、罪悪感、喪失感。
それらがいっぺんに押し寄せてきて、自分でもよくわからない。
ただただこれらをどこかに押しやりたくて、消してしまいたくて、
『もうすべて忘れよう』
横になり、とめどなく溢れる涙をぬぐいもせず、そう決意した。
そう決意した瞬間、メールが来た。
“彼から愛のメッセージが届いています”
それは、私が一番苦しい時に行きついてしまったスピリチュアルなサイトからのメールだった。
“行きついてしまった”という表現の理由は、ここからが借金地獄の始まりとなったからだ。笑
それについては、書くタイミングが来れば、また書こう。
とにかく私は、そのメールを信じてしまった。
さっき忘れるという決意をしたばかりだというのに。
彼が私を想っていることは、そのメッセージを読まなくてもわかっていた。
それでも尚、私と一緒にはなれないと思っていることも感じていた。
だけど、そのメールにはこう書いてあった。
“でも本当は一緒になりたいと思っている”
私はいつか彼と結ばれることを信じた。
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人生の決意
あの日見た満月を、私は一生忘れないだろう。
ずっと鬱状態でまともに働けていなかった私を、友人がお茶に誘ってくれた日だ。
その日はもう限界だから心療内科に行こうと決めていたのだけれど、なんとなくそのお誘いに導かれた。
もう笑顔もできないほどに憔悴しきっていたのに、その状態でなぜお茶についていったのか、今でも不思議である。
その日のメンバーは神的に面白すぎた。
最初はそこにただ座っているだけだったが、みんなが本当に楽しそうに笑うので、私もなんだか面白くなってきた。
そしてつられて笑った。
久しぶりに笑った。
大声で、周りも気にせず、心から笑った。
心がパチンとはじけたような気がした。
そして帰りの電車の中で、私はどこか充実感を感じていた。
ボーッと流れる景色を見ていたら、大きな大きな満月が見えた。
その満月を見ながら、
『離婚したい』
そう思った。
離婚することを考えたら、途端に心が軽くなった。
『ああ、これが私の答えなんだ…』
わかってしまった。
自分の本当の望みが。
私の気持ちがこうなってしまった以上、このまま夫と一緒にいても、夫や子どもたちを幸せにしてあげることはできないだろう。
そんな家庭で子どもたちを育てたくないし、夫にも相思相愛の相手と幸せになってほしい。
私にはもうそれはできないから。
だから決意した。
「離婚は間違ってる!」
そう言う夫に私は言った。
「例え間違ってるとしても、私は進みたい!」
もうそれ以上、夫は私に何も言えなかった。
つづく。
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