「お水の硬度って聞いたことあるけど、実際なにが違うんだろう?」
と思ったことはありますか?
なんとなく軟水・硬水があることは知ってるけど、味が違うくらいかな?と、私も最初は思っていました。
もちろん味にも違いがありますが、それだけでなく硬度の違いで、体への影響やお料理への影響もあるんですよね。
今回はそんな「お水の硬度」について、基本的な知識や計算方法など、今さら人には聞けない?(笑)基本的なお話をしていこうと思います!
知っておくと便利な「お水の硬度」。
ぜひ暮らしにお役立てくださいませ♪
●どのミネラルウォーターが合う?お水硬度別おすすめ料理!【軟水・中硬水・硬水】

みなさんの心と体がいつでも健康でありますように、愛を込めて。
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目次
水の硬度の基礎知識!
水の硬度は、マグネシウムとカルシウムの量で決まります。
そのお水の中に、マグネシウムとカルシウムがどれだけ溶け込んでいるかを数値で表したものになります。
この数値が高ければ硬水、低ければ軟水。
つまり、硬水の方がマグネシウムとカルシウムがたくさん入っているということなんです。
エマ
ケグリちゃん
では実際に、軟水は硬度がいくつで、硬水は硬度がいくつと決められているのでしょうか?
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軟水と硬水の硬度はいくつ?
実は世界保健機関でのお水の分類は、軟水/中硬水/硬水/超硬水と4種類あります。
その他にも日本の理化学辞典では、軟水/中間の水/硬水としていたり、数値も世界保健機関とだいぶかけ離れていたり、硬度の計算方式も各国で違ったり◯▲□★△●・・・と、なんだかとってもややこしい!!笑
なので日本では、とっても覚えやすくて簡単な3種類で表示されることが多いです。
それがこちら。
●軟 水⇨硬度0~100
●中硬水⇨硬度101~300
●硬 水⇨硬度301~
はい、これならとっても簡単♪
私はまだお水をなにも知らない頃、軟水と硬水しか知りませんでしたが、「中硬水」という名前を初めて目にした時、
『確かにその中間のお水ってあるよなぁ・・』
とボンヤリ思いました。
ケグリちゃん
エマ
日本のミネラルウォーターは軟水がほとんど。
水道水は地域によって中硬水のところもあるようですが、平均して軟水が多いです。
日本人が飲み慣れているのは軟水と言えますね。
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水の硬度で味に違いはある?
では具体的に、軟水と硬水ではどういった味の違いがあるのでしょうか?
一般的に、
●軟水は飲みやすい
●硬水は飲みにくい
と言われています。
これは、マグネシウムとカルシウムに特徴があるからです。
【Mg】
●マグネシウムの少ない水は、舌に甘みを感じるが、量が多いと独特の苦みを感じる。
【Ca】
●水にキリッとした喉ごしの良さを与えるが、量が多いと舌に重く感じる。
このように、マグネシウムもカルシウムも量が多ければ多いほど、苦みや重みが出てくるんですね。
エマ
ケグリちゃん
その点、中硬水はミネラルがほどよく入っていて、飲みやすいのが特徴。
最近勢いのある霧島天然水「のむシリカ」も中硬水の分類になります。
飲みやすくてミネラルが摂れる中硬水は、オススメですよ♪
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ミネラルウォーターのボトルでは、硬度はどこに表示されてる?
ミネラルウォーターにはラベルに成分表示があります。
硬度はその周辺に記載されていることが多いです。
例えばこちらはゲロルシュタイナー。
黄色の丸で囲った数値が硬度です。
エマ
マグネシウムやカルシウム・ナトリウムなどミネラルの数値は、その商品によって100mlあたりの時もあれば、1Lあたりの時も、上のゲロルシュタイナーのように500mlあたりの時もあります。
マチマチなので、ちょっとややこしい(^_^;)
ですが硬度は、1L中に含まれるマグネシウム・カルシウムの量を計算しますので、すべての商品が1Lあたりの数値になっており、比較しやすくなっています。
ただ、商品によっては硬度が表示されていないものもあるんですね。
そんな時はどのように硬度を計算するのか、次にご紹介します!
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ミネラルウォーターの硬度計算方法は?
私も時々出会うのですが、上の写真のように商品によっては硬度の表示がないものもあります。
でも大丈夫!!
硬度は簡単に計算できます♪
その計算式がこちら。
[カルシウム(mg/L)× 2.5] + [マグネシウム(mg/L)× 4.1]
*簡便計算方式
これに当てはめると、簡単に硬度が計算できちゃいます!
では実際に、上のミネラルウォーターの硬度を計算してみます。
このミネラルウォーターに表示されているカルシウムの量は3.10mg。
マグネシウムの量は1.40mg。
ですがこれは100mlあたりの数値なので、1Lあたりの数値に換算します。
カルシウム→31mg
マグネシウム→14mg
そして計算式に当てはめます。
[カルシウム(31mg/L)× 2.5]+[マグネシウム(14mg/L)× 4.1]
=77.5+57.4
=134.9
硬度は134.9mg/L、約135mg/Lですね。
というわけで、この商品は「中硬水」でした。
こんな感じで簡単に計算できますので、気になる時は計算してみてくださいね!
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まとめ
今回は硬度についての基礎的な知識や、ラベル表示の見方、計算方法についてご紹介しました。
硬度について知っておくと、便利なこともたくさん♪
知っていくとハマっちゃうかも?!
それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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