軟水・中硬水・硬水と様々な種類があるミネラルウォーター。
実はその料理に合ったお水を使うことで、おいしさがグンと増したりするんです!
そこで今回は、軟水や中硬水・硬水の特徴を振り返りつつ、どのお料理にどんなお水が適しているのかをご紹介します。
それぞれオススメのミネラルウォーターも載せていきますので、参考にしてみてください^^
本格的なお料理を作りたい時や、たまにはちょっと贅沢おうちレストラン♪という時に知っておくと便利なので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
水の硬度の基礎知識について知りたい方はこちらをどうぞ。
●【水の硬度の基礎知識】ミネラルウォーターの表示の見方や計算方法も紹介!
子どもの肌荒れがお水で改善!そこからお水のパワーに気づき、ハマる。今まで100種類以上のミネラルウォーターを飲み、独自に研究。当サイト「drops-drops」では、健康・美容にも役立つ、人生が楽しくなるお水の情報を発信しています。
命を支えるお水。みなさんの心と体がいつでも健康でありますように、愛を込めて。
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目次
軟水・中硬水・硬水、それぞれの特徴
まずは軟水や硬水の指針となる硬度について、簡単におさらいです!
硬度はお水の中に含まれる、カルシウムとマグネシウムの量で決まります。
その量が1L中、
●101~300mg⇨中硬水
●301mg以上 ⇨硬 水
と、いったように数値により分類されています。
軟水・硬水は馴染みがありますが、中硬水って聞き慣れないですよね。
中硬水、これ、なかなかいいんですよ~笑。
では軟水や硬水、そして中硬水はそれぞれどんな特徴を持つのでしょうか。
硬度についてのおさらいはこちら。
●【水の硬度の基礎知識】ミネラルウォーターの表示の見方や計算方法も紹介!
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軟水
●ミネラルが少なく、癖がないので飲みやすい。
●コーヒー・紅茶や料理、赤ちゃんの粉ミルクにも向いている。
●しかしミネラルが少ないので、体への効果はあまり期待できない。
中硬水
●ミネラルがほどよく入っていて、飲みやすい。
●中硬水もお茶や料理に使ってもおいしい。
●ほどよく体への効果が期待できるのも特徴。
硬水
●ミネラルの量が多く、味に癖を感じる。
●体への効果が期待できる。
●ダイエットや生活習慣病の予防も期待できる。
●お腹を壊すなどの症状が出ることもある。
エマ ケグリちゃん
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軟水・中硬水・硬水に合う料理は?
ではそれぞれの種類別に、合うお料理をご紹介します。
私が実際に作って、インスタグラムに挙げたものもあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
◉軟水に合う料理
軟水は飲んで清涼感があり、炊飯や和食に適しています。
私のおすすめは次の3つ。
①炊飯
②お味噌汁
③カレー
お料理というお料理ではないですが(笑)、この基本となる3つを実際に軟水で作ったところ、やっぱりいつもと違う!!と感じました。
①炊飯
軟水でお米を炊くと、ご飯がふっくら仕上がります!
お米を研ぐ時は水道水で研いで、最後に軟水のミネラルウォーターをIN。
それだけでおいしいごはんができます♪
このやり方でも私は十分においしいと感じるのですが、更に美味しく炊くコツとしては、洗米する前に米をミネラルウォーターに30分以上浸してしっかり吸収させることなんだそうです。
洗米に水道水を使うと、その匂いが残ってしまうことがあるのだとか。
私は全然気になりませんでしたが、もし気になるようでしたらこの方法を実践してみてくださいね!
ちなみに、私が使ったミネラルウォーターは「尾瀬のおいしい水」。
安くておいしいお水です!
硬めのご飯が好きな人は、同じ軟水でもカルシウムの多い「岩泉 龍泉洞の水」がオススメ。
②お味噌汁
お味噌汁は、私はだしから取ることはあまりないのですが(いそがしいママということで言い訳しておきます。笑)それでも軟水のミネラルウォーターで作ると、とてもまろやかなお味噌汁が出来上がります。
ミネラルウォーターだと、味がクリアになる感じもします。
ちなみにだしを取る場合は、硬度50以下の軟水が向いているんだそうです。
ただし軟水は、煮出す時間が長くなると鰹節や煮干しの雑味や臭みまで溶け出してしまうので、あまり長くなりすぎないようにした方がベター。
硬度50以下のミネラルウォーターもたくさんありますが、私のオススメはこちら、「温泉水99」。
だしを取らずとも、かなりまろやかに仕上がります♪
③カレー
最後はカレーです。
みんな大好きですよね!
カレーは味が濃いので、「お水は関係ないでしょ~」とずっと水道水で作っていましたが、ある時ふと思いついてミネラルウォーターで作ってみたら、これが意外においしかった・・・!
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この時使ったのは、「南アルプスの天然水」。
とてもまろやかに仕上がりました♪
軟水の利点欠点まとめ
軟水はお料理全般に向いていると言えます。
炊飯からお味噌汁など、特に和食にオススメです。
もちろん、カレーも♪
ただし、だしを取る場合は長時間煮出すと雑味や臭みが出てしまう場合があるので注意です。
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◉中硬水に合う料理
中硬水はミネラルが入っているものの、それほど多くないので、料理やお茶に使用しても、それほど違和感がありません。
中硬水のオススメはこちら。
①しゃぶしゃぶ
②鍋
というように、中硬水はゆで系お料理にオススメです!
鍋物は煮物と違い、素材そのものの味や歯ごたえも楽しむ料理。
お肉や野菜が柔らかくなってしまう軟水より、中硬水の方が素材をシャキッとさせてくれるんですね。
なので、素材の持ち味を生かせるというわけです。
①しゃぶしゃぶ
しゃぶしゃぶは中硬水を使うと、スープに肉の臭みが移らないので、おいしさがぐっと増します!
ただし、アクはたくさん出ます。笑
でもそのアクを取り除いてから作るお粥やうどんは、絶品♪
旨味がスープに溶け込んでいるので、シメも楽しめます!
例えば「シリカシリカ」とかいいですね。
②鍋
しゃぶしゃぶのところでもご紹介したように、軟水より肉や野菜をシャキッとしてくれるので、鍋に使うと素材の持ち味を楽しめます。
ゆでてトロトロになった野菜も、それはそれでおいしいですが、シャキッと食べたい時には中硬水がオススメです!
シャキシャキ鍋にはこちらの「天然鉱泉水 信玄」。
中硬水の利点欠点まとめ
中硬水は、しゃぶしゃぶや鍋物にオススメ。
肉の臭みがスープに移りにくく、野菜もシャキッと仕上げてくれます。
ただしアクが出やすいので、気になる方は軟水の方がいいかも??
気分やシチュエーションに合わせて、軟水・中硬水で変えてみてください^^
◉硬水に合う料理
硬水はカルシウムが多く、お肉を硬くしている成分と結びついてアクとなり、お肉を柔らかくしてくれます。
なのでオススメのお料理はこちら。
①ビーフシチュー
②パエリア
①ビーフシチュー
本格的なビーフシチューを作る時など、硬いスジ肉を長時間煮込む時には硬水が向いています。
硬水に含まれるカルシウムが、お肉の臭みをアクとして出してくれるからです。
例えば「ヴィッテル」などオススメ。
②パエリア
パエリアも硬水がベスト。
もともとごはんを硬めに仕上げる料理ですし、硬水を使うとごはんがパラパラに仕上がります。
なのでピラフやチャーハンにもオススメです!
手に入りやすい「エビアン」もマル。
硬水の利点欠点まとめ
硬水は、牛スジ肉を煮込むと柔らかくなったり、パラパラごはんのお料理に向いています。
なので、逆にふっくら柔らかごはんを目指して硬水でご飯を炊くと、硬めになってしまうので注意です。
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まとめ
お水の硬度別に、おすすめ料理をご紹介しました。
いろいろ細かくご紹介しましたが、基本的に「その土地のお水は、その土地のお料理に合う」ということを覚えておけばOK!
和食には軟水、洋食には硬水、といったふうにして使い分けると、その土地の本格的なお料理に近づけるかもしれませんね♪
よかったら試してみてください^^
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました!
みなさんの心と体がいつでも健康でありますように、愛を込めて。
Emma
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読者のみなさまにいいお水を紹介できるよう、また少しでも販売元企業様のお役に立てるよう、心を込めて記事を作成しておりますが、万が一記述内容に誤りがあったり、使用画像に問題がある場合は「お問い合わせ」よりご一報いただけますと幸いです。速やかに対応いたします。
今後ともよろしくお願いいたします^^
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